会長: 中野伸一
会長挨拶
2020年1月からの2年間、日本陸水学会の会長を引き続き務めさせていただくこととなりました。当学会のメンバーは、湖沼、河川、ダム湖、河口域、地下水、湿地、雪氷などの水域において、地学、物理学、化学、生物学などの分野の技術と知識を組み合わせて駆使しながら、これらの場におけるさまざまな現象を科学的に解明しています。みなさまにとって、あまり馴染みのない言葉である「陸水学」ではありますが、この学問分野は19世紀末からすでに学際的学問分野として発展してきました。近年、地球や地域の環境問題を解決するために、学問の異分野融合や学際あるいは超学際研究の推進が世界各国で行われていますが、陸水学はこの流れを先取りしています。陸水学は、人間生活と直接的に触れ合う陸水環境を対象としており、基礎学術的研究のみならず、環境問題などの現代的な課題にも積極的に取り組んで来ました。すなわち、陸水学は人類の生存に直接関わる極めて重要な学問分野です。
ヒト、モノ、情報などが地球規模で飛び交うグローバル化が進んだ現代社会においては、地球や世界の問題は地域の問題に、地域の問題は地球や世界の問題となることがあります。科学を行う人間のコミュニティは、自らの科学的知見・知識・技術により、持続可能性社会の実現と人類の幸福のために貢献できると思います。先述の通り、陸水学は人類の生存に直接関わる極めて重要な学問分野であり、我々日本陸水学会のメンバーは自らの学問分野に誇りを持ち、高いモチベーションで優れた水準の研究などの諸活動を行っています。社会のさまざまな立場における多くの方々が我々の活動に興味を持って下さり、我々と共に行動して下さることを祈ります。
2020年1月
日本陸水学会第16代会長
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幹事(2021年1月1日から2022年12月31日まで2年間)
幹事長 :朴 虎東
庶務 :坂本 正樹
会計 :宮原 裕一
広報・情報:帆苅 信(メーリングリスト担当)
広報・情報:榊原 厚一(Web担当)
環境 :東城 幸治
国際 :笠原 里恵
評議員(2021年12月まで)
【全国委員】
東北 占部 城太郎
関東 高村 典子
中部 岩田 智也
近畿 土居 秀幸
近畿 杉山 雅人
近畿 陀安 一郎
近畿 石川 俊之
近畿 奥田 昇
【地区委員】
北海道 高野 啓志
東北 牧野 渡
関東 千賀 有希子
中部 東城 幸治
近畿 吉山 浩平
中国 神谷 宏
四国 山田 佳裕
九州 奥西 将之
企画委員会
委員長:谷口 智雅(2021年12月まで)
委員:浦部 美佐子、相子 伸之、網田 和宏、清水 裕太、野崎 健太郎(2021年12月まで)
委員:永田貴丸、永坂正夫、大八木麻希(2022年12月まで)
編集委員会
和文誌「陸水学雑誌」編集委員会
英文誌「LIMNOLOGY」編集委員会
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前任者情報
<幹事>
2020年12月まで
幹事長 :村上 哲生
庶務 :上野 薫
会計 :大八木 麻希
広報・情報:内田 朝子(メーリングリスト担当)
広報・情報:白金 晶子(Web担当)
環境 :村上 哲生
国際 :戸田 三津夫
2018年12月まで
幹事長:伴 修平
会計 :後藤 直成
庶務 :吉山 浩平
広報 :尾坂 兼一、戸田 孝
環境 :浦部 美佐子
国際 :丸尾 雅啓
<評議員>
2019年12月まで
【全国委員】
中部 朴 虎東
東北 占部 城太郎
関東 鏡味 麻衣子
中部 岩田 智也
関東 楊 宗興
関東 吉田 丈人
関東 浅枝 隆
近畿 杉山 雅人
【地区委員】
北海道 高野 敬志
東北 牧野 渡
関東 松崎 慎一郎
中部 平林 公男
近畿 石川 俊之
中国 管原 庄吾
四国 三宅 洋
九州 大上 和敏
2017年12月まで
【全国委員】
近畿 中野 伸一
関東 楊 宗興
関東 浅枝 隆
近畿 三田村 緒佐武
中部 野崎 健太郎
関東 鏡味 麻衣子
関東 吉田 丈人
関東 井上 徹教
【地区委員】
北海道 柴田 英昭
東北 植田 真司
関東 福島 武彦
中部 宮原 裕一
近畿 奥田 昇
中国 管原 庄吾
四国 山田 佳裕
九州 大沢 信二
<企画委員会>
2020年12月まで
委員:植田 真司、浦部 美佐子、千賀 有希子、早川 和秀
2019年12月まで
委員長:飯泉佳子
委員:帆苅 信、山田 誠、山室 真澄、藤井 智康、谷口 智雅
2018年12月まで
委員長:藤井 智康
委員:大八木 英夫、高巣 裕之、土居 秀幸、源利 文、飯泉 佳子
2017年12月まで
委員長:楊 宗興
委員:浦部 美佐子、北澤 大輔、谷田 一三、中野 伸一、野崎 健太郎、藤井 智康、古武家 善成、熊谷 道夫