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日本陸水学会北海道支部会 活動報告(2004年)

 2004年12月17日(金)に陸水学会の北海道地区会員が中心となって立ち上げている陸水学会北海道支部会の「第7回日本陸水学会北海道支部大会」が北海道大学農学部多目的室にて開催されました。 当日は、寒波の襲来にも関わらず30名ほどの参加があり、活発な討議が行われました。

 開会の挨拶に先だって当会支部会長である橘治国先生(北大院工学部)と同企画監事の知北和久先生(同理学部)より、先日、急死なされた中尾欣四郎北大名誉教授の業績等のご説明があり、故人のご冥福をお祈りしました。 会終了後に行われた懇親会にも16名の参加があり、小林さんが持ち込んだ「鳴き砂」をならして自己紹介等し、楽しい交流会となりました。

 また、総会で役員改選があり、引き続き現体制で今後2年間行うことが承認されました。

支部会役員体制(2005-2006)

 支 部 長: 橘 治国(北大院工学部)
 会計幹事: 浦野慎一(北大院農学部)
 企画幹事: 知北和久(北大院理学部)
 庶務幹事: 石川 靖(北海道環境研)
 幹  事: 橋本 進(橋本陸水研)、石井吉之(北大低温研)

第7回大会 発表演題等(発表時間は質疑応答を含む)

 15:30〜15:40 開会の挨拶 支部会長・橘 治国
 15:40〜16:00 1. 閉鎖性汽水湖における貧酸素水塊形成の機構―北海道・サロマ湖―
   *菅林恵太(北大・理)・福山龍次(道環境セ)・知北和久(北大・理)
 16:00〜16:20 2. 豊平川流域におけるヒ素化合物の動態
   *渡辺 楓・和泉充剛・辰巳健一・橘 治国(北大・工)石川 清(北海道漁連)
 16:20〜16:40 3. 多雪山地流域におけるCl収支
   *山崎 学・石井吉之(北大低温研)
 16:40〜17:00 4. アイスシェルターにおける貯氷タンクの適正規模について
   −各地の気温と製氷モデルによる検討−
   *木村賢人・浦野慎一(北大・農)
 17:00〜17:20 5. 鳴き砂(Musical sand)の生成について(序報)
   *小林則彦(道立苫小牧工業高校)知北和久(北大・理)
 17:20〜17:30 ― 休憩 ―
 17:30〜17:50 6. 倶多楽湖における水質と一次生産
   *脇 聡一郎(北大・工)古里栄一((有)日本水理研究所)・福島智彦(日立プラント)深沢達矢・橘 治国(北大・工)
 17:50〜18:10 7. 地球温暖化によるヒマラヤ氷河湖の拡大機構:観測とモデリング
   *知北和久(北大・理)
 18:10〜18:30 8. 達古武沼からの分離株を例としたラン藻の形態的分類と遺伝子解析
   *高野敬志(道衛生研)日野修次(山形大・理)三上英敏・石川 靖(道環境セ)五十嵐聖貴(国立環境研)

文責(石川靖)



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